『ナスカ』から夜行バスで14時間の移動
アンデスの山々、その山間の村々を超え、、、
急に巨大な都市が姿を現します!
標高3400m。もうすぐ富士山のてっぺんという場所
かつてインカ帝国の首都であった『クスコ』に到着しました(^^)/
僕の南米旅行のハイライトになるだろう古代都市です!
オレンジの屋根がめちゃくちゃオシャレ!
そんな『クスコ』になんと1ヵ月滞在しました~(^^)
なんで、この記事は第1話って感じで、複数話に分けてお送りします!
『クスコ』の話ダラダラ語るのももったいないので3話くらいにしようかなと思う(変更可能性あり)
放送予定は下記の通りです(^^)/
あれ、、、?だめだ、4話必要だ(笑)
ってことで4部作に分けてお送りしたいと思います(^^)/
長編になってしまいますが、お付き合いくださいませ
それでは早速1話目、見ていきましょう~!
『クスコ』の街をプラプラ散歩
クスコの中心地、『Plaza de Armas』です
南米各都市で大きな公園を見つけたら90%『Plaza de Armas』でおなじみの『Plaza de Armas』ですね(^^)
僕が宿泊していたゲストハウスも『Plaza de Armas』から徒歩5分の場所にあったので、クスコではここが起点と言っても良いでしょう
南米有数の観光都市ですからね、日中は世界中から集まった観光客でにぎやかになります
『Plaza de Armas』をプラプラ散歩して気づいたのは、アジア人が全くいないこと
やっぱり地球の反対側だからでしょうか?欧米人、特にアメリカからの観光客が目立ちます
日本からに比べるとアメリカから南米って比較的近いですからね、、、
というか、アメリカってヨーロッパも、南米も10時間で行けちゃう場所にあってズルい!
日本からヨーロッパは14時間くらいかかるし、南米へはざっくり25時間くらいかかる
遠すぎるんだよ‼
なんてヨーロッパと南米好きの僕がぼやきながら、プラプラ散歩です(^^)
※当ブログではその場その場で考えたことを赤裸々に語ります。ご容赦を、、、
正面に大聖堂がそびえたち、、、
石造りの路地なんかを抜けると、、、
お土産屋さんがたくさんあって、、、
魅力的すぎる~‼
ペルーの雑貨ってどれもこれも本当に可愛いんですよね!
マフラーも手袋もセーターもカバンもアクセサリーも帽子も財布も
何から何までカラフルなんです(^^)
これが有名なアンデス柄ってやつか(*’▽’)
あと安い!
観光客向けのしっかりしたお土産屋さんだと少々値もはるのですが、ローカルショップだとバッグも500円とかで売ってます!
しかも値引き交渉可能です。交渉力ある人は腕の見せ所ですね
僕は滞在中カバン、セーター、手袋、財布とけっこう買い込みました(^^)
ペルー以降の旅行も考えて物資調達です(笑)
今度は『Plaza de Armas』から離れた場所をプラプラ散歩
慣れたもんだな~
南米最初の都市、ボゴタに滞在したときは「南米は危ない場所」って偏見が先行して、常に気を張って散歩しなきゃいけなかったけど
今はもう、余裕ありまくり、、、
まるで地元民か?ってくらい堂々と散歩できちゃってます(^^)
南米来たことない日本人は南米が危険だって偏見を持ちすぎなんですよね
場所を選べば超安全です!
線路がありました!
ペルーの鉄道は3区間だけなんですけど、2区間がクスコ発着
そのうちの1区間は、マチュピチュの起点となるアグアスカリエンテスにつながっています
クスコからマチュピチュってダイレクトに行けちゃうんですよ!
料金はぼったくりのように高いですけどね、、、(笑)
一番安くて往復2万円くらいします
まぁアグアスカリエンテスまでは片道4時間なので日本の新幹線よりは安いですけどね
大型のショッピングモールなんかもありました
散歩して感じたことですが、クスコには何でもあります
このショッピングモールの中には映画館もあるし、フードコートもあるし日本のショッピングモールと変わりません
街中にはマックとかsubwayとかアジアンショップなんかもありますしね
将来ITで稼ぐ力を身に着けたら、いわゆるノマドワークしながらクスコに移住したいと思っちゃいました(^^)/
散歩を終え、そろそろゲストハウスに戻ろうかと思ったら、空にキレイな虹が‼
しかも2重にかかっています
これは珍しい(^^)
なんか虹の足の部分がかつてないほど近くにあったので、追っかけちゃいましたよ(笑)
そんなこんなで無駄な道草を食ってしまいました。辺りはすっかり真っ暗です
『Plaza de Armas』に戻ってみると一面ライトアップされた美しい光景が広がっていました
石造り、レンガ造りの建物が温かい黄色の光に照らされて存在感を際立たせます
たぶん建物と光の色の愛称が良いんでしょうね
ほどよく照り返され、公園いったいが共鳴しながら、人間にとって居心地の良い空間を形成している、といった感じです
う~む、、、キレイ!
語彙力がない!。けど、うん!キレイ!(笑)
帰り道の公園もこんな感じにライトアップです(^^)/
1ヵ月語間、学学校に通ってました(笑)
1か月間『wiracocha 』というスペイン語学校で勉強してました
独学でスペイン語やってたので、南米でも意思疎通ができる程度にはスペイン語知っていたのですが、クスコの物価、安いですからね、、、
せっかくなら本場でスペイン語勉強したいと思い
1ヵ月勉強しながら滞在を楽しむか!ってなっちゃいました(笑)
ゲストハウスでの滞在費+平日9時~13時の授業料+教材費=約8万円
だいぶ安いですよね!
スペインでスペイン語学ぶ2倍安いと思います
しかも僕が申し込んでいたコースが生徒数が少なく、先生1人に対して最初の2週間生徒3人でしたが、残りの2週間はマンツーマンで授業を受けることができました
なんと、ありがたきことかな(^^)
おかげでスペイン語も上達。動詞の活用を嫌ってほどやったので、今後の旅の自信にもなりました
あと上の写真をもって話しておきたいのが、『クスコ』は日向と日影で温度が10度くらい違うということ
これ、個人的にはいろんな人に知っておいてほしい知識です
標高が富士山くらいあるので、日差しが強く太陽光の下では半袖じゃなきゃ暑いし日焼けもするんですけど、日影はうってかわってめちゃくちゃ寒い、、、
日本の真夏と真冬が『クスコ』の日向と日影といった感じです
上の写真はもれなく全員、重装備です(笑)
学校寒かったな~(*’▽’)
語学学校で一番印象に残っているのは、『ピスコサワー』と呼ばれるペルーの名物カクテル
授業終わりによく先生たちが作ってくれました(もちろん無料!なんて良い学校なんでしょう!)
これがめちゃくちゃうまい‼
いや、もうピスコ様、最高です
日本の居酒屋で飲んだどのお酒よりも美味しい
どういったカクテルかって言うと
ピスコサワーは、ブドウを原料にしたお酒であるピスコ(ウォッカみたいな)にレモン汁、卵の白身、シロップを入れてかき混ぜたもの
味はブドウの果実酒のようですが、少し泡立っているため飲み心地がよく、レモンの風味が口いっぱいに広がります
ピスコサワーは基本的に30度くらいある強いお酒なのでガブ飲みできません
でもガブガブ飲めるほど飲みやすいお酒です
いや~これは本当に美味しかった(*’▽’)
始めてお酒をお土産として実家に持って帰りたいと思いましたよ
ペルーが南米旅行の最後の国だったら、ピスコサワー3瓶くらい買って帰るところでしたね(^^)
ちなみにゲストハウスをちょっとご紹介
こちらゲストハウスのベッド
ブレブレですね。すみません(*’▽’)
10畳くらいの部屋にベッドと勉強机、シャワーや洗面所があるというシンプルなゲストハウスでした
でも屋上があって共同キッチンがあって居間にはテレビあったりと豪華すぎる建物という印象
残念ながら『wiracocha』の語学学校に通う人のみ宿泊可能です
次にクスコ来るときもここに宿泊したいな、、、(>_<)
南米は常にドミトリー(8人相部屋とか)のホステルに泊まっていたので
久しぶりに1人だけの空間を満喫(^^)
荷物も散らかし放題です(笑)
『サクサイワマン』はお菓子好きな女性
『クスコ』はマチュピチュ観光の起点
故に『クスコ』で見れる遺跡はマチュピチだけ、と思っていませんか?
実はクスコ周辺には10を超える遺跡があって気軽に遺跡観光が楽しめるんです(*’▽’)
中でもひときわ大きく、観光客に人気なのが今回紹介する『サクサイワマン』という遺跡!
インカ帝国最後の皇帝、マンコ・インカ・ユパンキがスペインに対する反乱の拠点として築いた要塞です
建築的に言えばマチュピチュよりも断然優れているんだそう
今は毎日多くの観光客が訪れるクスコの主要観光地となっています
そして南米の3大祭り、ナオト・インティラ、、、
じゃなかった、、、(笑)
インティライミ祭もこの『サクサイワマン』で執り行われます
なんとこの遺跡、クスコの市街地にあって『Plaza de Armas』から歩いて10分で行けちゃうんですよ~(^^)
「ちょっとコンビニ行ってくるわ!」みたいな感じで気軽に行けちゃいます(笑)
市街地から階段を登って行って、、、
山の上の開けた場所に出ると、、、
どでかいインカ帝国の遺跡が一面に広がります(^^)/
背景にはクスコの街並みがしっかり見える!
なんか、古墳みたいなのもあります(笑)
お墓でしょうか、、、
いや!お墓はこれで間違いないでしょう‼
墓石が立ち並んでいる、、、まるで墓地です
遺跡の道は当時のままです。しっかり整備されています
紀元前に栄えた都市が何千年も過ぎた今もなお、形として残り、クスコの大切な観光資源として保全されているなんて、なんとも感慨深いものです
こんなだだっ広い遺跡で、、、
学校のクラスメイトであるショーンと記念撮影です
彼は身長低いです(笑)
実はこの遺跡の名前である『サクサイワマン』
ラテン語では読み方が違います
要するに『サクサイワマン』という呼び名は日本人にとって読みやすい読み方っていうだけ
正式名称ではありません
では正式名称はなんなのかと言うと正式名称は『サクサッワーマン』!
ラテン語で書くと「Saksaq Waman」です
でも、旅行中の僕は読むのもスペイン語だし話すのもスペイン語、、、
なので「Saksaq Waman」って遺跡があると知ったときも遺跡を観光したときも遺跡観光を終えた後も『サクサッワーマン』って読むとは知りませんでした
じゃ、どうやって呼んでいたかって言うと、、、
『サックサクウーマン』!
こんなイメージ(笑)
ずっと正しい読み方が分からず、『サックサクウーマン』って呼んでました(^^)
今思えばおかしなことですが、この呼び名だとお菓子を食べる女性が連想され
名前、一度も忘れたことないです(たぶん一生忘れないと思う(笑))
東大生たちの「言葉は連想させて覚える」っていう暗記方法と同じですね(^^)
おそらく皆さんも今後無駄な知識として『サックサクウーマン』を忘れないことでしょう(笑)
まとめ
最後に『サックサクウーマン』からの帰り道に起こった珍事件を語ります
いや~、ホントはこの珍事件、動画、、、せめて写真に収めたかったところです
衝撃的すぎて(笑)
主人公はこいつ。偶然であった一匹のリャマ
仮にこいつの名前を”タン”と名付けましょう
クスコってどこにでもアルパカやリャマがいます
飼われてるのか野生なのか知らないけどところどころ歩いてます
でもこんなに近くでリャマ見たことなかった、、、
そりゃぁ日本ではそうそう見れない動物ですからね、リャマなんて
だから近づいて写真撮ろうとするじゃないですか
記念に写真撮って後で旅の思い出として見返したいじゃないですか
だからね、僕近づいたんですよ、タンに。ビックリさせないようにゆっくり
そしたらね、僕の方振り返ったの。タンが
足音で気づいたんだろうね
あ、やべ、、、逃げられると思ったんだ、僕
でもやっぱり写真に収めたいじゃない?
あわよくばツーショット撮りたかったわけよ(*’▽’)
日本帰って家族や友人に「これ、クスコでリャマとツーショット撮った写真」ってドヤ顔で写真見せたいじゃない?
なので、さらに近寄ったわけ
するとさぁ。タンのやつどうしたと思う?
口をおじいちゃんみたいにモゴモゴさせて、、、
あいつ、、、
痰吐いてきやがった‼
鉄砲みたいに痰弾丸飛ばしてきやがった!
技マシン09『タンマシンガン』してきやがった(笑)
こんな感じで‼
ペッペッって吐き飛ばしてくる(*’▽’)
リャマにこんな特技があったとは(ショーンが犠牲になった、、、)
んで、これ面白いことに『リャマ 痰』で検索すると検索結果メッチャでてきます(笑)
そして犠牲者もたくさんいます
どうやらアルパカとリャマは痰を吐くことで有名、、、
無暗に近づくと威嚇のため痰を吐くんだそうです(^^)
よかった~犠牲者がショーンで(笑)
そんなこんな、帰り道に珍場面もお目にかかれたところで『クスコ』の街も暗くなってくるのでした
ここらでこの記事も書き収めですね(^^)
『クスコ』はあと3話お届け予定です
次は、、、忘れた、、、(笑)
良ければまた読みにお越しください(^^)
それでは!
・語学学校とピスコサワー(1話)
・サクサイワマン(1話)
・レインボーマウンテン(2話)
・お祭り大好き、ペルー人(3話)
・マチュピチュのすべて(4話)