魔法を使えるようになりました~(^^)!
「ファイアボルト」といったところでしょうか(笑)
ハイッ!
ということで今回、ペルーのオアシス『ワカチナ』にてサンドバギーツアーに参加したので感想を語っていきたいと思います
「そもそもサンドバギーツアーって何なん?」って方も多いのでは?
日本だとサンドバギー自体がありませんからね
スキー場にあるスノーモービルの砂漠バージョンと思っていただければいいと思います(^^)/
サンドバギーツアーとはこんな小さな車に乗って砂漠を、、、
じゃなくて(笑)
これはトゥクトゥク!
これに乗って『ワカチナ』からバギー乗り場へ移動すします
こんな黄色のバギーに乗って砂漠を駆け巡ります。10人乗りです。かなり大型!
景色を見やすくするため窓はなく、、、というか椅子しかありません
頼みの綱はシートベルトだけ。ジェットコースターみたいです(*’▽’)
サンドバギーツアーは毎日夕方の16時に出発
なぜ出発が16時かというとオレンジに化粧した砂漠の姿を見ることができるから
これがもうメッチャ美しいんですよ(^^)/(後述します、、、)
丘陵の景色に惚れ惚れする往路【サンドバギーツアー】
さて、ツアー参加者が全員バギーに乗り込んだらいよいよ出発です!
こんな丘陵を駆け上がり、“何もない”があるところを目指します
バギーを1分走らせれば、またたくまにこんな絶景に一変します
見渡しても見渡しても360度全てが砂と空の世界
奥に見える山々がアンデス山脈です
あの山脈を超えるとマチュピチュの起点となるクスコという都市があるんだとか
僕の次の次の目的地ですね(^^)
ナスカに行ったらクスコ行きます
この写真を撮ったのが17時頃だったのですが、気温が急激に下がってきました
どうやら砂漠では気温の変化が激しいという話は本当だったようです(笑)
ご覧のとおり、僕、半袖に短パン(笑)
日中あれだけ暑かったから、余裕ぶっこいてた、、、
上着を持ってくれば良かったと後悔するくらい、冷え込みました、、、
バギーは景色の良いところで停まってくれます
丘陵の傾斜はかなり激しいところもあるのでクルマ酔いしちゃう人も多そう、、、
ということで、10分おきくらいでしょか、コマ目に停まって丘陵の上からの絶景を見させてくれるんです
さてさて。ツアー開始から1時間くらいたった頃、ひと際大きい丘陵の上に到着しました
傾斜もこれだけあります。スキー場の上級者コース入口みたい、、
実はバギーにはサンドボードが積まれていて、ここではサンドボードを思いっきり楽しめるんです(^^)/
スノーボード経験者は立って滑り、未経験者はうつ伏せになってボディサーフィンのように滑っていきます
(僕は立った。2回こけた、、、サンド・イン・ザ・パンツになった)
15分と長い時間滞在できるので、飽きるまでサンドボードを楽しむことが可能
元気いっぱいな欧米人は滑っては駆け登って滑るの繰り返し。子どもみたいにはしゃぎます
こういうのを見るとやっぱり日本人より欧米人の方が活力があると思っちゃいますね
ほら、日本人って人目を気にしたり、本性をさらけ出すことをあまりしない性格なので、、、
とッか思いつつ、ツアーのメインイベントへと移動です(^^)/
こんなサンセット見たことない!
丘陵での景色観賞とサンドボードを楽しんだら、ちょうど日が沈む時間がやってきます
そして砂漠の彼方を見ると太陽が神々しく燃焼している、、、
そうです!
ツアーのメインイベントとは、砂漠に落ちる美しい太陽をみること!
サンドバギーツアーはサンセットツアーでもあるんです(^^)
沈み始めてきましたよ~(^^)
ちょっと雲がかかっちゃってますが、辺り一面をオレンジで包むほどの太陽光がパーッと照らします
ぐってぇ~~~~~~~~!
なんということでしょう!
こんな温かくて神秘的な太陽見たことがありません( ゚Д゚)
これがビッグバン、か!
と思いました(笑)。このまま地球が滅ぶんじゃないかと(笑)
こんな素晴らしい太陽は
空気が乾燥していて
水平線が真っ平で
水面とは違い照り返しのない砂漠
でしか見れないそうです!
また、太陽光が丘陵を照らして不気味な影を生み出しているのも素敵ですね~!
大きさや太陽への近さによって影の濃淡が違ってくるので、幻想的な風景に拍車がかかります(^^)
「いつかまた砂漠のサンセットを見に来るぞ!」
そう固く誓いながら、ただただ茫然と水平線上を眺めていました
『ワカチナ』を一緒に旅行した人たちと記念撮影です
サンがセットし、時刻は18:30
「さて、サンセットも見たしツアーも終了か。サンドバギーツアー、かなり面白かったな~」なんて思ってました。ツアー参加者の誰もが、、、
が、本当のサンドバギーツアーはここからでした
マッド・マックス~怒りのリターン・ロード~
『ワカチナ』への帰り道、、、
こんな丘陵の連続を往路の5倍くらいのスピードで暴走します!
もうね。ドライバーのおっちゃんたちの豹変っぷりが異常でしたよ
「やっと俺らの時代が来たか!」と言わんばかりに本性をさらけだします
まるで武藤遊戯です。もう一人の僕、出てきちゃったよ(笑)って感じです
「この丘陵高くね?大丈夫?」ってのもガンガンにスピードアップ
「あ、このままだと後ろにひっくり返る、、、死ぬ、、、」って思ってもガンガンにスピードアップ
まるでジェットコースターでしたね!
いや、嘘つきました
ジェットコースターの倍は怖いわ!
バギーは上り坂も下り坂もトップスピード。車体が斜めになってもタイヤが浮き上がってもお構いなし!
しかも後ろに倒れるのではないかという不安が恐怖心を膨張させます
イメージはというと、、、何といえば良いのでしょう(笑)
きっとハーフパイプの平野歩夢選手が見てる景色ってこんな感じなんだろうなっていうイメージです!
自分がどこを向いているのかだんだん分からなくなってきます
丘を登り、上を向いていると思えば、直後、急に目線が下がる
右向きに車体が傾いていると思えば、急に左に急転回して今度は左に体が寄りかかる
「ザーッザッザーーッザッ」というタイヤが砂をかき分ける効果音を発しながら
人間は「ワーッワー!」「キャーッキャーッ」をリピートアフタミーです(笑)
フジヤマやドドンパがかわいく思えてくるわ!(けっして冗談ではない)
バギー版『ワイルド・スピード』、もしくは『マッド・マックス~怒りのデス・ロード~』といったところでしょうか?
興奮、恐怖、不安、悲鳴、戦慄、懇願、笑顔、焦燥、爽快、最高、最高、最高
帰り道で抱いた感情はこんな2字熟語のオンパレード!
良くも悪くも世界中旅しても2度と味わえない充実感を味わうことができます
いや~なんだかんだ本当に楽しかった(笑)
今までいろんな国でツアーに参加してきましたが、間違いなく5本の指に入りますね(^^)
ツアーの名前が『サンセットツアー』ではなく『サンドバギーツアー』なのは納得です。『サンセットツアー』なんてかわいいツアーじゃないもん(笑)
荒れに荒れた帰り道を走破し、19:00頃『ワカチナ』に戻ってきました
陽は完全に沈みは、あたりは真っ暗な闇世界に
気温も低下し涼しく、、、じゃない!寒い!
ということで充実した3時間ツアーの余韻に浸りながら、そしていつかまたこの素晴らしい地に再訪することを誓いながら、足早にホテルに直帰です
そしてこの記事も足早に終幕です