【武家屋敷通り】西宮家&石黒家を見学。角館400年の歴史に触れる旅

角館の石黒家の門 旅行

『みちのくの小京都』。秋田、角館をぶらり旅。今回は第二弾です。『武家屋敷通り』に建ち並ぶ角館の武家屋敷をご紹介します(^^)/

角館の街並みが気になる方は第一弾から、ご覧ください

【角館】『みちのくの小京都』で、紅葉直前の『武家屋敷通り』をぶらり旅

オススメの武家屋敷は下記です

見学可能時間 見学料金
西宮家 10:00~17:00 無料
石黒家 9:00~17:00 大人:400円
小人:200円
青柳家 夏期:9:00~17:00
冬期:9:00~16:00
大人:500円
小人:300円
小野田家 9:00~16:30 無料
河原田家 9:00~16:30 無料
岩橋家 9:00~16:30 無料

角館の武家屋敷は10軒ほど。そのうち見学内容の充実している屋敷が、西宮家、石黒家、青柳家です。ほぼすべての武家屋敷が隣接していますが、『西宮家』のみ、南に少し離れています

ぼくは『西宮家』、『石黒家』、『岩橋家』を訪問。『角館の武家屋敷、、、どんな感じか見ていきましょう(^^)/

 

西宮家

角館の西宮家の米蔵の外観
まずは『西宮家』から。西宮家の敷地はとてつもなく大きい。母屋に加えて『米蔵』『北蔵』『ガッコ蔵』『前蔵』『文庫蔵』5つも蔵があります。もちろん中庭も。上の写真の建物は『米蔵』です
角館の西宮家の蔵の案内板
こんな感じですね
一つずつ見てみましょう( ̄▽ ̄)

米蔵

角館にある西宮家の米蔵の中の様子
まずは、『米蔵』。西宮家で一番大きな蔵です
外観に負けず劣らず、オシャレな内観。染物やガラス細工、扇子や陶器といった角館の工芸品がならんでいます
どうやら米蔵は、お土産屋として観光客をもてなしているようです
角館の西宮家のお土産品
色合いの良いインテリアでいっぱいです。配置や飾り方も見事。博物館のような雰囲気が漂っています
2階には10畳ほどのスペースも。展示会や実演、ワークショップといったイベントが開かれるそうです。ぼくが訪れたときは、『わらじ』作りをしていましたね(^^)

北蔵

角館にある北蔵の外観
続いて『北蔵』。米蔵の裏手にあります
こちらはレストラン。四季折々の食材を使用した日替わりランチを楽しむことができます。蔵の持つ落ち着いた雰囲気も相まって、優雅に食事をいただくことが可能です。
コーヒーやケーキなどのスイーツも提供。レストランというよりはカフェという感じですね(^^)

ガッコ蔵

角館にある西宮家の庭の様子
北蔵からは中庭を通り、別の蔵にいきます。庭にはアジサイやモミジがいっぱい。梅雨と紅葉の時期は見ごたえある庭になるのでしょう(>_<)
角館にある西宮家のガッコ蔵
行き着いた先がこちらの『ガッコ蔵』
名前、聞きなれませんね。『ガッコ』とは何なのでしょう、、、
角館にある西宮家のガッコ蔵で売られているお土産
蔵の前には、たくさんの漬物が並んでいます。たくわんやぬか漬けのようななじみあるもの。『ぱっきゃ味噌』、『ごまゆべし』といったよく分からない漬物。いろいろありますね( ̄▽ ̄)
どうやら『ガッコ』とはこの漬物のことを指すようです。『ガッコ蔵』とは漬物を貯蔵する蔵ということですね。蔵の中も、覗いてみると壺でいっぱい(^^)
ちなみにガッコ蔵に隣接して『前蔵』がありますが、こちらはイベント会場、及び団体専用。この日は閉まっていて、覗くことができませんでした。残念(>_<)

文庫蔵

角館の西宮家の文庫蔵
最後に『文庫蔵』
2階建ての横に長い蔵。農具や文献といった歴史物、陶器や木工細工などの伝統工芸品など、角館の遺産が貯蔵されています。分かりやすくいうと、西宮家の宝物庫です( ̄▽ ̄)
角館にある西宮家の文庫蔵の中の様子
大小様々な貯蔵物。玄関にある人力車以外、解説文はありません。あっても名札のみ。まさに貯蔵庫といった感じ
貯蔵物の大半は、西宮家が実際に使用していたもの。希少価値が高そうです。他にも今は継承が途絶えてしまった『角館春慶』と呼ばれる塗り物があったりと、珍しいものばかり。歴史好きには見ごたえあるかもしれません
角館にある西宮家の邸内の様子
ということで『西宮家』はこんな感じです。庭の中心にある母屋も見てみたかったんですけどね。団体貸切とのこと。残念です(>_<)

石黒家

角館の石黒家の門
さて。ここからは『武家屋敷通り』へ。『石黒家』を見学してみます。角館で一番内容の濃い屋敷。特徴は下記です
・ボランティアの方が、石黒家の建物や生活様式を説明してくれる
・角館で唯一座敷に上がってご見学できる
・展示室、節句飾りがある
・現在も子孫家族が在住
石黒家の家系は昔変わらずこの屋敷で暮らしています。現在、12代目。屋敷の一部を一般公開しているのです。ボランティアの方々も角館にお住いの人たち。正面玄関から入ると、5分ほど屋敷構造や角館の歴史をガイドしてくれます。とても親切な武家屋敷ですね(^^)
見学場所は2カ所。広々とした座敷のある居間。解体新書や武器、農具品が展示されている展示室です

居間

角館の石黒家の家の中の様子
こちらが居間。かなりの畳が敷き詰められています。50畳くらいでしょうか。広いです。こちらでボランティアの方が、屋敷の構造や歴史に関してガイドしてくれます
角館の石黒家の居間
たとえば襖の上。吹き抜けになっています。そして亀、亀、亀。この亀に向かって右側を向くと、、、
角館にある石黒家の影絵
亀の影絵が!
壁に映し出されています。照明を利用した遊び心のある建築技術です
角館の石黒家の表玄関

こちらは石黒家の正面玄関。石黒家には玄関がいくつかあります。観光客が入場する玄関は正面玄関ではありません。第2玄関です

なんでも昔は身分別に使って良い玄関が決まっていたとのこと。正面玄関は屋敷の当主、もしくはそれ以上の身分。屋敷の住人、来訪者は第2玄関、使用人や下女は裏手口。細かいしきたりがあったのですね、、、
角館の石黒家に飾られた着物
座敷にはこんな着物も展示。何代か前の石黒家の人たちが実際に着用していたそうです。石黒家の家紋は柊の葉を2枚重ねたデザイン。着物にたくさん刺繍されています
まじまじと見るとなんか怖いです。「実は付喪神で、夜になると屋敷の中を飛び回っているのではないか」。そんな想像をしてしまいます(>_<)

展示室

角館の石黒家の博物館
居間を見て廻ったあとは、展示室へ。数、質ともに充実した展示室です
興味深かったのは解体新書の文献。角館関係ありませんが(>_<)
400年前に模写された人体図が、パーツ毎に展示。機械もなにもないなか、人体の中をすみずみまで模写した杉田玄白の苦悩と信念を伺うことができます
他にも茅葺屋根の構造や角館の伝統的な農具、武具が多数展示。家ひとつにここまでの展示品があるとは!といった感じです(^^)/

岩橋家

角館の岩橋家の門
続いて『岩橋家』。こちらは見学無料。しかし座敷の上にあがることはできません。前述の通り石黒家のみ。岩橋家では玄関口や庭から座敷や家の中を見学します
角館の岩橋家の居間の様子
こちらが岩橋家の居間。ぼくの身長(182㎝)の半分もあるか分からない極小の小門をくぐると、座敷の横まで近づくことができます
小さな囲炉裏がありますね。シンプルな中にも凝縮された風情を感じられる。そんな空間です
角館の岩橋家の家の中の様子
左上がさっき述べた小門。犬の通り門のようです。かなり小さい
井戸や石畳のある庭からは、別の部屋を覗くこともできます。縁側、良いですね。横向きに寝ころび、左肘を立てて頭を支え、右手に小説。あくびをしながらそんな休日を過ごしたいものです

その他の武家屋敷

角館の武家屋敷通りにある屋敷の門

武家屋敷はまだまだたくさんあります。どの屋敷も江戸時代から変わらずの外観
角館の武家屋敷通りにある馬留の名残
屋敷の門前には馬を繋ぎ留めておくための、馬留なんかも。この形、使い方が想像できません。どこをどのようにしたら、馬を留めておくことができるのでしょうか、、、
角館の武家屋敷にある青柳家
こちらは『青柳家』
『石黒家』と『西宮家』に続いて見ごたえのある屋敷です。残念ながら見学料金が発生。石黒家で400円払ったので今回は遠慮
青柳家の案内板
青柳家も見ておくべきものがたくさんありそうですね。次回角館を訪れるときは必ず(>_<)

旅のまとめ


乳頭温泉郷『鶴の湯』のフロント

2回にわたって綴った角館。400年変わらずの街並みと武家屋敷を堪能させてもらいました。やっぱり小京都は良いですね。歩いているだけで非日常を感じることができます(^^)

ただちょっと歩き疲れた、、、
なのでお次は秋田の名湯『乳頭温泉』に向かいたいと思います(^^)/

 

今回は以上です!
それでは、また(^^)