「out of place」という英語表現を知っていますか?
日本語で場違いという意味です。
今回紹介する「箱根ガラスの森美術館」は貧乏男子の僕にはまさに
out of placeな場所でした。
女性客多し、カップル多し、館内はきらきらしたものが多くてとても華やか、
オシャレなカフェ、インスタ映えスポット、全てが眩しすぎてくらくらしてきます。
こんな観光スポットに男1人で乗り込みましたからね(笑)
でも記事を書くためなら頑張りますよ~(^^)
たとえディズニーランドだろうと、サンリオピューロランドだろうと、ハウステンボス
だろうと記事を書くためならどこにでも行こうと思っています。
そんな僕の体当たり的『箱根ガラスの森美術館』、写真と一緒に見ていきましょう(^^)/
箱根ガラスの森美術館ってどんなとこ?
ガラスで有名なイタリアの水郷都市『ヴェネツィア』をイメージとしている美術館。
館内では光り輝く『ヴェネツィアン・グラス』だけでなく、イタリアの大衆歌曲『カンツォーネ』を聞けたり、ガラスづくり体験ができたり、オシャレなカフェやレストランで
リラックスできたりと、まるでイタリアの暮らしを彷彿させるような空間が広がっています。
ガラス細工の展示物や音楽の演奏は季節によって変わるそうなので、詳しい情報は
公式サイトで見た方が良いですが、僕が訪れた時はこういったヴェネツィアの仮面を
貸出すサービスも行われていました。
園内に『CP9』がいっぱいいましたね(^^)
館内にはヴェネツィアン・グラス美術館と現在ガラス美術館の2つの美術館があり、
ジャンルの異なる様々なガラス細工を観賞することができます。
また、美術館外にもガラスで作られた可愛くておしゃれなオブジェや装飾品が至る所に
設置されており、写真を撮る女性方で大賑わい!
男性はその熱量に圧倒されること間違いなしです(^^;)
行き方は?
『箱根ガラスの森美術館』は神奈川県足柄下郡箱根町仙石原にあります。
今回僕は電車で『箱根ガラスの森美術館』に行ってきたので電車でのアクセスを
ご紹介します。
まずは、神奈川県小田原駅から箱根登山鉄道を利用して箱根湯本駅へ。
駅前のロータリーにあるバス停3番からT、TP、Lのいずれかの路線バスに乗り、
『俵石・箱根ガラスの森前』下車で目の前です。
東京駅から箱根湯本駅からは1時間半。
箱根湯本駅から『俵石・箱根ガラスの森前』までは20分という所要時間です(^^)
この列車が箱根登山鉄道。
他にも新宿から小田急線ロマンスカーに乗ってくるという方法もあります。
これが箱根湯本駅の外観です。温泉地って感じの木造駅舎です。
この写真撮影場所が駅前のロータリーになっており、もう少し奥に進んだところに
3番乗り場のバス停があります。
僕は路線Tの青いバスに乗りました。
バス停を降りると目の前が入口になっています。
すでにガラスの葉でできた木が2本立っていますね(^^)
開館時間や料金、駐車場は?
『箱根ガラスの森美術館』の営業に関する情報を下記にまとめたので
ご参照ください~~~(^^)/
開館時間 | 10:00~17:30(最終入館は17:00まで) |
入館料金 | 大人 :1500円(団体15名以上:1200円) ※65歳以上の方はシニア割引により1400円 ※障害手帳をお持ちの方は障害者割引により800円大高生:1100円(団体15名以上:900円)小中生:600円(団体15名以上:500円) |
ペットの入館 | 不可 |
駐車場 | 隣接有料駐車場(150台) 普通車/1日¥300 |
自動車でのアクセス | 東名御殿場I.Cから国道138号線で箱根方面へ約20分 |
公式サイト | https://www.hakone-garasunomori.jp/ |
写真で見る箱根ガラスの森美術館!
さてさて~ いよいよお待ちかね!
『箱根ガラスの森美術館』を写真と一緒に見ていきましょう(^^)!
館内の様子
入場口を通過して見えてくるのがこの広々とした空間!
美術館だから1つの建物にカフェやお土産ショップが併設されてるんでしょ?って
考える人も多いと思いますが、この『箱根ガラスの森美術館』では美術館もカフェも
お土産ショップも、公園のようなこの空間で別々に建てられています。
そのため来観客の移動が流動的で、かなりのお客さんが来ていてもめちゃくちゃ混雑して
いて身動きがとれないということはありません。
そもそも敷地がかなり広いですからね(^^)
こちらがカフェ。すっごいおしゃれです!
広々としたテラスでいただくカプチーノとケーキは最高!!
(だそうです。1人で孤独だったので次回誰かと来たときにリベンジ(>_<)!)
カフェでは毎日6回、イタリア人の方による本場カンツォーネ演奏が行われています。
スピーカーで流れる美しい歌声は館内に優しく響き、最高の空間を演出してくれます。
スペイン歌謡は何度か聞いたことがありますが、イタリア歌謡も良いですね~。
ヴェネツィアン・グラス美術館
ルネッサンス期、ヨーロッパ貴族を熱狂させたヴェネツィアン・グラスの作品を
楽しむことができます。
残念ながら館内は撮影禁止のため、美しいガラス細工を写真でお見せすることが
できませんが(続きは箱根で!ってやつですね(笑))、その秀逸、かつ複雑なガラス細工は
アートが分からない僕でも「素晴らしい!」の一言。
ツアーで来ていたおじいちゃん、おばあちゃんなんか、「見事」という感想の一点張り
です。
ガラスと言えば一般的に日本人は分厚い透明な板というイメージを持ちますが、
ヴェネツィアン・グラスは見る人を楽しませる美術作品なので、赤や青、緑や黄色といった様々な色のガラスを巧みに融合させ、人や動物、特定の情景が変幻自在に表現されています。
15世紀~18世紀に貴族たちが愛用したガラス品だけでなく、ガラスで作られた彫刻作品のような像だったり、人の顔面が1枚のガラスプレートに2つ映し出された作品だったり、
ガラスの中で泳ぐガラスの金魚だったり、面白い作品がたくさんあります。
またシャンデリアがあったり、大理石を模した階段があったり、館内がイタリアをイメージした内装になっているのが、展示されている作品とマッチして雰囲気最高!
本当に「イタリアの美術館もこんな感じなんだろうな」って思っちゃいます(^^)
現代ガラス美術館
こちらは19世紀、20世紀の比較的新しいガラス作品が展示されています。
ルネサンス期のヴェネツィアン・グラスは貴族用に作られていたため、
とにかく豪華絢爛という印象ですが、現代ガラスはより芸術的に、より独創的に作られて
いるため、作者によって違ったコンセプトの作品を楽しめるのも魅力の1つです。
例えばアメリカのガラス彫刻家、デイル・チフーリの作品。
湾曲した形や模様、色の境界を巧みに組み合し、まるで生命を宿しているかのような
作品を展示されています。
何も事前知識がなかった僕は最初「貝が好きな彫刻家さんだったのかな?」なんて
思っちゃいましたが、違うようです。
なんと、人間国宝だとは!? これは失礼いたしました、、、
次に本場イタリアの巨匠、リヴィオ・セッグーゾの作品。
こちらは透明なガラス細工を基調に、ガラスでしか表現できないような緻密で純粋な
作品が展示されています。
デイル・チフーリとはまた作風が異なり、静けさや神秘的な光を感じさせてくれます。
左下の球体、内側の螺旋状の表現はどのような過程で創り上げられているんでしょうか?全く分かりません(^^;)
お土産ショップ
お土産ショップもまたこれが魅力的なんですよ~!
というかお土産ショップもある種美術館のようなものです。
アクセサリーやオブジェ、グラスやランプなど様々なお土産が陳列。
その数なんと約10万点のガラス品が置かれているんだとか!
売られているものが魅力的すぎて、お土産購入というかもはや鑑賞が目的になります。
お土産ショップは3階建てになっていて、ガラス細工の装飾品がびっしり!
ひとつひとつのお土産が可愛くて、照明に反射してきらきらして、左右上下どころ見てもガラス細工で、なんて神秘的な空間か! っていうのが感想です。もうそれだけです(笑)
ガラス細工のおしゃれなお土産品がたくさん並んでいます!
他にもガラス細工の昆虫や、、、
可愛い置物(このお土産、映画『IT』みたいで僕は怖い、、、)、、、
仮面も売られています(笑)
全てガラス細工でできた、ぶどうのオブジェなんかもあります。
本当にお土産買おうと思っても、魅力的なものがありすぎて決めきれません。
まだ見ていないスペースがあるんじゃないか、もっと魅力的なお土産があるんじゃないかって思ってしまって、歩き回るはめになりますね(^^;)
インスタ映えスポット
女性の方、お待たせしました。
いよいよ『箱根ガラスの森美術館』のインスタ映えスポットをご紹介します。
インスタ映え場所をお探しの方は、これから紹介する写真を見てぜひ『箱根ガラスの森美
術館』への観光欲求を高めていただければと思います(^^)/
光の回廊
1カ所目は、庭園の池の上に架かった『光の回廊』。
写真は静画のため分かりずらいですが、いくつもの楕円形の小さなガラス細工が吊られており、風になびかれて太陽の光を四方八方に反射させます。
そのためキラキラした光のトンネルが姿を現し、現像的な回廊ができあがるのです。
僕はたまたま回廊上に人が少ないタイミングで写真を撮れましたが、ここで写真を撮る
女性の方が多すぎる!
人がいないインスタ映え写真を撮りたいのであれば、粘り強く待つ忍耐強さが必要です(笑)
あと、光の反射を撮影したいのであれば動画にするのも良いかもしれませんね(^^)
クリスタル・ガラスのサクラ
2カ所目は、箱根の町の木である『ヤマザクラ』をガラスで表現した作品、『クリスタル・ガラスのサクラ』。
枝垂ザクラは2019年から展示されているようですね(^^)
『光の回廊』は透明のガラスのみでしたが、『クリスタル・ガラスのサクラ』は赤や緑といったガラスも装飾されており、より鮮やかな色彩を見せてくれます。
このサクラの木の下では指をさしながら写真を撮っている人がいっぱいです!
『大王松』前の空間
『箱根ガラスの森美術館』には松の王様、『大王松』がそびえ立っています。
この『大王松』は「知恵」、「慈悲」、「真心」を授かるという言い伝えがあるそうで
神聖に祀られているそうです。
そしてこの松の前に広がるスペースが、女性にとっては涎垂れっ垂れの
インスタ映えスポット!
こんなガラスのオブジェが展示されていたり、、、
ガラスでできた美しい花々が至る所に咲き乱れ、、、
花々と写真が撮れるインスタ映え~の撮影スポットも!
カップルが入れ替わり立ち替わりで写真撮影、キャッキャッキャッキャ大はしゃぎです。
なんと羨ましいことか!
でも男性の僕でもここは美しすぎる空間であり、1人で来てもはしゃぎたくなるような
魅力的な空間でした。
恋人と一緒に来れば意見も共有できて、さぞ楽しいんでしょうね(T_T)
次回は必ず誰かと一緒にこの椅子に座って写真撮影してやりますよ!!
『箱根ガラスの森美術館』、いかがでしたか?
写真もかなり多めに紹介したので、どのくらい素敵な観光スポットかイメージが
膨らんだ方も多いのではないでしょうか?
実は今回の箱根旅行、本当はもっと色々な観光スポットに立ち寄りたかったんですけど、
ここでの滞在時間が1時間半とかになっちゃって旅程を変えなきゃいけなくなっちゃった
んですよね。
(男1人で来てるのに1時間半滞在って、、、それだけ魅力的だったんでしょう、、、
なんだか悲しくなってきました、、、)
紹介したように『箱根ガラスの森美術館』はまさにインスタ映えの聖地!
写真好き、芸術好きにはたまらない観光スポットになってます。
また、お土産ショップやカフェ、演奏会も充実しているため、デートや家族旅行にも
最適です(^^)
男性の方は気を付けてください。
場合によってはかなり out of place になりますから。
僕のように(笑)
今回の紹介が皆さんのお役に立てたなら幸いです。
ぜひ『箱根ガラスの森美術館』を訪れてみてください!
今回はここまで!
それでは次回の投稿でお会いしましょう~ バイ!(^^)!
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